カテゴリー

最新の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブログ検索

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

スポンサーサイト

スポンサー広告
--.--.--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ベンチャーブログのランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして応援していただけると嬉しいです。
にほんブログ村 ベンチャーブログへ

『ブランドⅡ』(岡康道×吉田望)

おきらく読書生活
2007.07.13
『ブランドⅡ』

     『ブランドⅡ』(岡康道×吉田望)

『ブランドⅡ』(岡康道×吉田望)を読んでまず感じたのは
「おや、前回とは雰囲気がかなりちがうぞ」
ということでした。


『ブランド』は、前回も述べたように
「ブランディングには広告ありき」といった暗黙の了解が感じられて
私はそれに強い違和感を感じたのです。
また内容も、ブランド論というよりも
広告論だったり広告制作の裏話だったりして
タイトルとのギャップがあると思ったんですね。

実際に岡さんご自身も
「吉田と岡の業界よもやま話にブランドという名前をつけただけだ」
と言われたそうなんですが(『ブランドⅡ』p20)
たしかにそういわれても仕方ないよね、と思います。
でも内容がそれなりに面白いのも確かなので
早い話が「看板に偽りアリ」といったところですね。

これに対して『ブランドⅡ』は、
もっと真剣に、そして謙虚に、
ブランドについて論じているような感じがする。

謙虚って言い方は変かもしれないんですが
『ブランド』では「広告がブランドを作っているんだ」という
広告業界インサイダーの“傲岸さ”が感じられたんですが
『ブランドⅡ」では、それが感じられなかったんです。
むしろ「広告でブランドは作れるのか」
といった、広告のチカラに対する懐疑すら感じられる。
それゆえにより広い視点からブランドを論じることに
成功しているのではないかと思われるのです。

ひょっとするとこれは、対談が行われた時代の空気が
反映されているのかもしれません。

『ブランド』が出版されたのが2002年11月。
『ブランドⅡ』は2004年5月の出版です。
わずか1年半のギャップですが、
この間に何らかの変化があったのではないか。

ところで、このふたつの年に挟まれた2003年って、
何があった年なんだろうと思って調べてみたら

・イラク戦争勃発(3月)
・六本木ヒルズオープン(4月)
・米国で「iTunes Music Store」スタート(4月)
・ディスニーランド開園20周年(4月)
・婦女暴行で「スーパーフリー」メンバー逮捕(6月)
・「パイレーツオブカリビアン」第1作公開(8月)
・自由党と民主党が合流(9月)
・東海道新幹線 品川駅開業(10月)
・カルフォルニア州知事にシュワちゃん就任(10月)
・マイケル・ジャクソン逮捕(11月)
・地デジ放送開始(12月)

なんてことがあったんですね。

流行語大賞には「なんでだろう~」が入っています。
そういえば「テツandトモ」って、最近見ないですね。

“ヒルズ族”なんて言葉ができるのもこの頃なので
何か大きな地殻変動が始まっているのではないかと
多くの人が漠然と感じ始めていた時期なのかもしれません。

もしかすると、ブランドという言葉の意味というものは
時代の流れと共にどんどん変わっていくのかもしれません。
もしそうであれば、ブランドの定義が多義的になるのも
いたしかたないのかもしれませんね。

『ブランドⅡ』は『ブランド』とは異なり、
業界のウラバナシはあまりないのですが
その分、ブランドとは何かについて、より真剣に語り合っています。
「ブランドは緩慢に殺され、劇的によみがえる」
という、33ページもある“序章”から始まっているのですが
この序章だけでもけっこう読み応えがある。

この序章を読んで「へ~、面白いね」と思った方は
買って読んでみる価値はあるかも知れません。
(税込み 2940円と、けっこういいお値段なんですけどね)
スポンサーサイト

ベンチャーブログのランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして応援していただけると嬉しいです。
にほんブログ村 ベンチャーブログへ

FC2Ad

相続 会社設立

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。