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Web2.0って何?(2)~賛否両論

ブランディング試論
2007.07.17
幸か不幸か、Web2.0に関しては数多くの書籍が出ています。
ちなみにAmazon.comにいって“Web2.0”でキーワード検索すると、
82冊が検索結果としてリストアップされました。

もちろんこれらすべてに目を通す余裕なんてありません。
そこで、解説本をいくつかチェックした上で、
“Web2.0肯定派”と“アンチWeb2.0派”の本を
ピックアップして読んでみたいと思います。


まず“Web2.0肯定派”の書籍としては
なんといっても『ウェブ進化論』(梅田望夫)を
挙げておくべきでしょう。

『ウェブ進化論』

     『ウェブ進化論』(梅田望夫)

これはかなり売れたみたいなので、
読まれた方も多いと思います。

この本では
「いまWebの世界で起こっていることは革命である」
「本当の大変化はこれから始まる」

といった考え方をベースにして、
Webの世界やその周辺で起こっていることが紹介されています。

正直にいって私自身は、この本を読んで
ココロを激しく揺さぶられました。
「ちょっと楽天的すぎるのではないか」とか
「この説明はちょっとちがうのではないか」と
ツッコミを入れたくなる部分も確かにあります。
でも私としては、基本的には“賛成に1票”
と、声を大にして言いたくなる内容でした。

さらに次の2冊を読むと、梅田さんのご意見がよくわかります。

『フューチャリスト宣言』(梅田望夫/茂木健一郎)

『ウェブ人間論』(梅田 望夫/ 平野 啓一郎)

ここでは書名を挙げるだけにとどめておきますが
“Web2.0的な世界に対するオポチュニストの意見”
を知りたいのであれば、これらの3冊はぜひ
目を通しておいた方がいいと思います。
新書なので手軽に読めますしね。

これに対して“アンチWeb2.0”の書籍としては
以下の2冊をピックアップしてみました。

『2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?』

     『2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?』(ひろゆき)

『Web2.0が殺すもの』

     『Web2.0が殺すもの』(宮脇睦)

『2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?』は、オビの部分に
「もうこれ以上インターネットは社会を変えない。」
とあり、本文の中でもWeb2.0について
「みんながすごいと言っているからすごいように見えるだけ」
と、ばっさりと切っています。
これもなかなか痛快で、実に面白い。
Web2.0に対する基本的なスタンスは
「技術の視点から見るとどうなのよ?」
といった感じの、かなり懐疑的なものであり、
「Web2.0って騒がれているけれど
 技術的にはそれほど見るべきものはないし
 運用面(ビジネス面)での問題点も数多く残っているので
 マスコミが騒ぎ立てるほどすごくない」

というご意見なのだと感じました。

個々の技術的な指摘については、
非常に示唆に富んでいると思います。
私も基本的には技術屋なので(最近はちょっとご無沙汰ですが)
ひろゆきさんの指摘も、なるほどな、と思います。

ただ、Web2.0を技術や運用面からバッサリきる論調は
昔の私の知り合いが1980年代末に論じていた
「ノートPC不要論」を思い出させるんです。
その論旨は
「ハードディスクの耐衝撃性の弱さはノートPCに不向き」
であるため
「ハードディスクの搭載が難しいノートPCは普及しない」
といったことでした。

この議論がとても狭い視野に立脚していることは
すぐにわかると思います。
この人はコンピュータ技術にとても詳しい人間で
某大手コンピュータメーカー内でも技術力が高く評価され
デバイスドライバ等の開発などをやっていました。
でもあまり“現時点での技術”の状況に目を奪われすぎると
優秀な人間でも、広い視野を失うのではないかと感じます。

こういう議論って、昔からけっこうあるんですよ。
たとえばこれは、MOが開発段階にあった頃の話です。
私の別の知り合いがこの開発に携わっていたのですが
「エラーが多すぎて使い物にならないだろう」
といっていたんです。
でもその後の流れは、みなさんご存じの通りです。

特定分野に詳しすぎる人は、その分野の技術的展望に
悲観的になりすぎる傾向があるのかも知れませんね。
その点、梅田さんは、工学部出身とはいえ
自分でハードを設計したり、部品を半田付けしたり、
ばりばりとコーディングしたりといった
泥臭い作業を行う“技術屋”のイメージは感じられません。
だからこそ技術を俯瞰することができるのかな、
とも感じられます。

とはいえ『2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?』は
買って読む価値が十分にある本だと思います。
技術的な側面を理解している人だけに書ける内容だと思いますし
Web2.0と騒がれている状況にどのような問題があるのか
現状では技術的にどのような限界があるのかを
いろいろと指摘しているからです。

また“IT企業上場の裏側にある問題”については
私自身も“激しく同意”します。
さらに“日本の法律が抱えている問題”についての記述も
とても面白く、ためになりました。
小飼弾さんとの対談も、けっこう読み応えがあります。
佐々木俊尚さんとの対談も掲載されていますが、
こちらはなんだか佐々木さんの腰が引けているようで
ちょっと残念だな~、といった印象です。

一方、『Web2.0が殺すもの』は、
Web2.0に対する批判も展開されていますが
全体的にはGoogleに対する批判が大部分を占めています。
まあ“Web2.0的企業の代表選手”として
Googleが取り上げられることが多いので
これは決しておかしな話ではない。
それプラス、梅田さんのような
“エスタブリッシュメント”
に対する批判というところでしょうか。

内容はまあ、そこそこ面白いのですが、
成功者やエスタブリッシュメントに対する
“嫉妬”みたいに感じられる部分もあります。
また一部に「見当違いではないか」と思われる記述もある。
それでも“アンチWeb2.0”の意見のひとつとして
目を通しておく価値はあると思います。
(買ってでも読むべき、とまではいいませんが・・・)

この他にも、佐々木俊尚さんの
『次世代ウェブ グーグルの次のモデル』

『グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する』
といった本も
いまのWeb世界で起こっていることを理解するには
役に立つのではないかと思います。
(面白いかどうかは意見が分かれると思いますが・・・)

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