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Web2.0って何?(5)~産業革命との対比

ブランディング試論
2007.07.20
実は私としては、“Web2.0”という言葉そのものは
どうでもいい
と思っています。
他に適切な言葉があれば、それを使ったっていい。
世の中には「Web2.0の次はWeb3.0」みたいなことを
言う方もいらっしゃいますが
“2.0”なのか“3.0”なのかといったことには
まったく意味がないと思います。

でも間違いなく、いまインターネットで起こっていることは
歴史に残る、大きな変化ではないかと思います。
おそらく後の時代から見たら、
産業革命に匹敵する変化だと言われるはずです。


産業革命のとらえ方についてもいくつか議論があるみたいですが
その本質は、動力の登場によって実現された
生産・物流・消費革命だと思います。
18世紀から始まった動力という“技術”の活用によって
大量生産・大量消費のモデルが作り上げられていき
さらに資本主義やそのアンチテーゼとしての社会主義など
実に様々な社会現象を生み出していったわけです。

いまインターネットで起こっているのは
産業革命の黎明期と同じようなことではないか。
これが私の基本的な考え方です。
ここでドライバーとなっているのは情報技術ですが
動力がそれ単独では“おもちゃ”でしかないのと同様に
情報技術もそれだけでは意味がない。
それがどのように使われるか、ITの世界の言葉で言えば、
「どのようにインプリメント(実装)されるか」
が重要なのだと思います。

たとえば産業革命では、
動力が生産現場にインプリメントされることで大量生産が可能になり
鉄道や自動車の形でインプリメントされることで陸上輸送が容易になり
工事現場にインプリメントされることで大規模施設が実現されていった。
その結果として生産・物流・消費に対する人々のスタンスが変わり
その中で資本主義とかマス・マーケティングといった
新しい考え方ができあがっていった。

大量の広告が生み出されたのは、その結果のひとつだと思うのです。
テレビやラジオといったマス・メディアがこれほど普及した背景にも
広告に対するニーズの存在があったと思います。
もしマス・マーケティングという考え方がなければ
マス・メディアもこれほど大きくならなかったのではないか。
事実、マス・メディアのビジネスモデルは、ほとんどが広告モデルです。

つまり動力の“インプリメント”から始まった変革が
人々の“考え方”までをも変えてしまい、
その結果として多様な現象を、連鎖的に
引き起こしていったのではないでしょうか。


情報技術のインプリメンテーションも、
これまでさまざまな形のものがありました。
企業におけるデータ処理や科学技術計算での利用から始まり
パソコンの登場によってそれが個人に解放され
さらにインターネットによって相互接続されていきました。
しかしそこまでの段階では、情報技術は“便利な道具”の域にとどまり
多くの人々に新しい“考え方”をもたらすほどのチカラは
なかったのではないかと思います。

もちろん新しい“考え方”がまったく見られなかったのではなく
一部の先鋭的な人々には“向かうべき方向”が見えていたと思います。
Linuxに代表されるオープンソースの流れなどはそのひとつでしょう。
しかしその人々の数はまだ少なく、世界を変えるほどではなかった。
つまり“クリティカル・マス”には遠く及ばなかったわけです。

そしていま、情報技術のインプリメンテーションとして
巨大なデータベースとしてのインターネット
というものが出現しつつあります。
私はこのインプリメンテーションが、
人々の“考え方”を変える可能性があると感じています。

つまりクリティカル・マスを突破するチカラがあるということです。
これによって情報の生産・流通・消費に関する人々のスタンスが変わり
産業革命から始まった“マス・マーケティング”と同じように
新しい考え方が生まれ始めているのではないか。
たとえば、マス・コラボレーションやロングテール、
CGMといった現象は、その結果生まれたものではないでしょうか。

もちろんいま現在は、これらの影響はまだ限定的であり
インターネットの外側の“リアルワールド”にいる限り
「べつに何も変わっていないよね」といった印象を受ける。
でも本当に大きな変化というのは、
一気に破壊的に起こるのではなく、じわじわと進んでいき、
クリティカル・マスを超えた瞬間に“常識”に変わってしまう。

そしてネット上の変化はリアルワールドにもフィードバックされ
気がつくとかなりの部分で、
ふたつの世界がシンクロしていくのではないか。

いまはその途中の段階にあると、私は感じています。
おそらく今後、10~15年くらいをかけて
巨大データベースとしてのインターネットは
社会に新しい“概念”をもたらすのではないでしょうか。

10~15年後といえば2020年頃ですが
インターネットの商用利用開始からだいたい四半世紀です。
また“最初のメインフレーム”というべき
「IBM System/360」が登場したのが1964年なので
そこから数えると半世紀ちょっと、というところです。
こう考えると、情報技術による社会の変革というものは
一般に思われている以上に長い時間をかけて
ゆっくりと進んできたといえそうです。

なぜ2020年なのかという、
具体的な根拠はまったくないのですが、
漠然とこのように思っているわけです。

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