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静脈認証ロッカー

ビジネスプラン
2008.04.21
今回はオアソビではなく、ビジネスの話をひとつ。

食事をしながら新しいビジネスのアイディアを考える会を、ときどき気が向いたときに知り合いとやっているのですが、そこで出てきたビジネスプランです。群馬県で会社を経営しているSさんという方が取り組んでいるものなのですが、これがちょっと面白い。そのネタというのは、指紋認証・静脈認証のロッカーなのです。

このロッカーは文字通り、使用者の指紋/静脈パターンを鍵として使う、生体認証型のロッカーです。指紋認証や静脈認証は、すでに技術としては確立されていて、特に斬新というわけではありません。ポイントはこれをロッカーという、ローテクなものと結びつけている点にあります。

技術そのものが斬新ではなくても、その組み合わせが面白ければ、十分に“イノベーション”であるといえます。イノベーションの提唱で知られるシュンペーターによれば、イノベーションの本質は“新しい結合”だということらしいですから。いやいや、これはWikipediaの受け売りなんですけどね。

そもそもロッカーというものはそれぞれに鍵がついていて、この鍵を持っていないと使うことができません。しかし生体認証なら物理的な鍵を持たなくてもいいので、複数のユーザーがひとつのロッカーを共用しやすくなります。たとえばシフト勤務を行っている職場で使えば、ひとり1ボックスを用意する必要がなく、鍵の管理も不要になるというわけです。

Sさんのこの話を聞いたとき、私自身は「ポイントは追加コストに対する評価だな」と思いました。従業員向けによく設置されている金属製のロッカーは、非常に安価なものです。これに対して生体認証のシステムは、決して安くはない。このコスト増を受け入れられる相手をどのように見つけるかが、マーケティングの決め手になると考えたのです。

この製品を私たちに説明した時点では、Sさんはコンビニチェーンや飲食店チェーンのバックヤード向けとして販売することを考えていらっしゃったようです。もちろんそれもアリかもしれません。しかしその場合には、投資効果に対してかなり厳しい評価がなされるはずです。実用性だけにフォーカスしてしまうと、その実用性から得られるメリットだけが“効果”として評価されます。しかしこれでは、元々非常に安価なロッカーに、追加コストを投じるのは難しいのではないか。私はそう感じました。

そこで提案したのが、スポーツクラブ等、顧客の顧客が使うロッカーとして販売することです。ロッカーそのものも、金属製のチープなものではなく、高級感のある木製のものがいい。この会合では他にも、高級感を売り物にしている人間ドックはどうか、ゴルフ場はどうかといったアイディアが出てきました。

このような用途なら実用性だけではなく、先進性をブランドイメージの一部として訴求できるというメリットが出てきます。つまり実用性にイメージをプラスすることで、投資効果は飛躍的に大きくなる。これならある程度コストがかさんでも、導入しようという顧客が現れる可能性が高くなります。

で、Sさんのその後の動きが早かった。会合の翌週には木製静脈認証ロッカーの試作品ができたというんですよ。メールで送られてきた試作品の写真は以下のとおりです。

写真

すでにエステティックのお客様から、引き合いをもらっているとのこと。さすがです。今後の展開が楽しみです。

ちなみにこの製品は、社団法人日本自動認識システム協会主催「第9回自動認識システム大賞 優秀賞」を受賞しており、経済産業省関東経済産業局の異分野連携新事業分野開拓計画にも認定されているということです。

もし興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご連絡ください。このブログにメールアドレス付きでコメントをいただければ、メールでリプライいたします。「管理者だけに表示を許可する」をチェックしておけば、メールアドレスが公開されることはありません。
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