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それでは書籍はどうなのか

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2008.09.11
前回、前々回と、雑誌と新聞がネットの登場に伴って、どのようなインパクトを受けたのかを考えてきました。正確にいうとネットのインパクトだけではないんですけどね。でもまあ、ネット登場以降の変化、ということで。

それでは書籍はどうなのでしょうか。ネットは書籍を代替できるのか。
現状のネットを見ると、これはまだ「難しいだろう」というのが私の見方です。

前々回書いたように、情報提供をメインコンテンツにした雑誌は、すでに急速な勢いで凋落しつつあります。書籍もすでにこの10年間で売上が約2000億円減少し、2007年の売上は9026億円だというデータがあります(http://www.jftc.go.jp/pressrelease/08.july/080724tenpu01.pdf)。雑誌ほどではありませんが、書籍も凋落傾向にあるわけです。

おそらく書籍でも、娯楽系のものは、今後もなんとか生き残ると思います。でも情報提供系のものは、売上が減少していくでしょう。特にリファレンス型の書籍はネットで代替可能です。例えば辞書とか用語集とか、プログラミング言語のリファレンスといった書籍は、もはや紙の書籍である必要はありません。これらはむしろ電子媒体の方が使い勝手がいいと思います。私自身も仕事柄、辞書や英和辞典、和英辞典、IT系の用語集などを使うことがありますが、ここ数年間は紙の辞書を手に取ったことがありません。英和・和英なら英辞郎で十分ですし、用語集ならWikipediaでおおまかなあたりを付けて、あとは関連ページをググルことで、それなりの情報にアクセスできます。

それでは情報提供系の書籍がまったく不要かというと、必ずしもそうではなかったりします。特定の概念や世界観を体系的に見せてくれる情報源としては、書籍が最も優れているからです。

世界観を体系的に見せることは、まだネットでは難しいと思います。ネット上の情報は断片的なものがほとんどだからです。いやいや、この言い方はちょっと違うかな? 体系的なコンテンツもあるのですが、ネットを介して見るとどうしても断片的に見えてしまう、といった方が正しいかもしれません。ときどき「ネットの情報は断片的で表面的」という指摘を聞く(見る)のですが、表面的かどうかはともかく、断片的である(ように見える)ことは、間違いないと感じています。

つまり「概念や世界観を体系的に見せる」という機能は、現在も書籍が圧倒的に優れていると思うのです。

実際私自身、ここ数ヶ月PHPのプログラミングをチョボチョボと進めていますが、PHPやMySQL、LAMP、セキュリティ、CSS等に関する書籍を、すでに20冊ほど購入しています。リファレンスはネットの方が便利なのですが、自分にとって新しい世界を短時間で理解するには、書籍が最もコストパフォーマンスが高いと思います。ちなみに雑誌はほとんど買っていません。正直に言って「役に立たない」からです。特集型の記事はボリュームの関係から深いところまで記述されていませんし、書いてある内容のほとんどは書籍でキャッチアップできます。連載型の記事は、断片的な情報しかないため、当座の役には立ちません。

最近新書が数多く発刊され、それぞれ結構売れているのも、新書が「読者にとって新しい世界の全体像を短時間で紹介する」ことが可能だからだと思います。ムック型の雑誌が目立つようになっているのも、同じ理由ではないでしょうか。「情報源」はネットで、「世界観」は書籍やムックでというのは、情報収集の定番になると思います。

それでは今後もネットは書籍を代替できないのか。これはネット上の情報を、今後どのように提示するかによって変わってくると思います。もしネット上の情報を、カテゴリー別等で体系化し、さらにコンテンツそのものの価値によって序列化できれば、状況は大きく変わるような気がします。ネットが「世界観」を伝達しやすいメディアになれば、書籍の売上低下はもっと勢いを付けることになるでしょう。

これから実際にどうなるかは、たぶん「神のみぞ知る」ということなのでしょうけどね。ネットは確かにまだいろいろな問題を抱えていますが、情報伝達やアーカイブを低コストで行えるという、非常に優れた特性をもっています。私個人としては、ぜひとも書籍に取って代わる能力を身につけて欲しいと思います。
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