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タイミング、だいじな。

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2008.10.10
「よつばと!」風のタイトルで始めてしまいましたが、今回のテーマはナレッジについてです。日本語にすると「知識」とか「知恵」といった感じのもので、「情報」よりもちょっとレベルが上、といったイメージですよね。

ここ数回のエントリーで書いたように、私は今後、ほとんどのナレッジがネット上に乗ってくると思っています。これまで雑誌や書籍といった紙媒体で流通していたナレッジが、ネット上で流通するようになる。これに関しては、別に目新しい指摘でもないでしょう。すでに多くの方が指摘していると思います。

なぜナレッジがネット上に乗ってくるのか。その必然性は何なのか。それはネット上に乗ることで、ナレッジの価値が著しく高まる可能性があるからです。もちろん今の段階ではあくまでも「可能性」なのですが、この可能性が具現化するのは時間の問題のはずです。

それではナレッジの価値というものが、何によって高まるのか。それはタイミングです。

利用者から見てナレッジが価値を持つのは、そのナレッジを必要としたタイミングで入手できることです。必要ないときにナレッジが提示されても、その人にとってそのナレッジは無価値です。いくら素晴らしいナレッジを提供していても、それを受け取る人の状況によって、価値が生まれたり生まれなかったりするわけです。簡単な式で表すと、次のようになるでしょうか。

ナレッジの価値=ナレッジそのものの価値×受け取るタイミング

紙媒体の最大の問題点は、利用者が必要としたタイミングで、ナレッジを提供することが難しいことです。例えば雑誌であれば、最新号の記事内容が読者の興味と合致すれば、ナレッジとしての価値が出てきます。しかし最近では、このような絶妙なタイミングでナレッジを提供することは難しくなっている。それは読者個々人のナレッジに対するニーズというものが、どんどん多様化しているからです。興味の対象も多様化していれば、興味をもつタイミングも多様化している。このような状況の中で、雑誌のように画一的なタイミングでナレッジを提供する手法は、時代遅れになるのが当然です。

「雑誌よりも長期的に販売されている書籍なら、そういう問題も少ないのでは」という意見もあると思います。しかし物理媒体に依存していることからくる弱点は、解消できません。

まず絶版という問題があります。物理的な商品である以上、出版社が「これはもう売れない」と判断した時点で、流通がストップします。また絶版になっていない書籍でも、それほど売れていないものは、入手までにかなりの時間がかかることがあります。

過去のナレッジを得たい場合、絶版というのはかなり大きな問題です。でも印刷コストや在庫コストなどを考えれば、売れ行きが悪い商品をラインからはずすのは、企業として当たり前の行動です。物理的なコストが必要な商品である限り、絶版はなくならないのです。むしろ絶版にならずに出版され続ける書籍の方が、例外的存在だと考えるべきでしょう。

つまり物理的媒体に依存している限り、ナレッジが求められるタイミングでそのナレッジを提供することは、簡単ではないのです。現在の出版モデルは、大多数の読者がほぼ同じタイミングで、同じようなことに興味を示すという、いわば「マスモデル」に基づいて構築されています。しかし興味の対象が多様化し、ナレッジを求めるタイミングも多様化すれば、出版モデルというものが崩壊するのは時間の問題ではないかと思うのです。

そこでネットの登場です。ネット上にコンテンツを掲載しておけば、限りなくゼロに近いコストで長期間提供し続けることができます。つまり「ナレッジを作成・提供するタイミング」と「ナレッジが求められるタイミング」の間を、極めて低いコストで埋めることができるわけです。ネットの効用としては、世界のどこからでもアクセスできるという「空間の超越」も重要ですが、ナレッジ活用を考えた場合には、それ以上に「時間の超越」も重要です。

ただし、現在のネットには大きな問題があります。あまりにも膨大なコンテンツがネット上に存在するため、自分が本当に必要とするナレッジにたどり着くまでに、時間と労力がかかってしまうということです。Google等の検索エンジンは、この課題に対するひとつの道を開きました。しかしまだ十分とは言えません。シグナル(目的のナレッジ)に対してノイズ(不要な情報)が多すぎます。つまりS/N比が悪すぎるのです。

これもいろいろなところで指摘されていますが、人間の情報処理能力には限界(認知限界)があり、現在のネットでナレッジを得ようとすると、認知限界を超えてしまうことが珍しくありません。ネット上に価値のあるナレッジが存在していても、そこに到達するまでにユーザーの能力が限界に達してしまうという、以前なら考えられないことが起こるわけです。

ではどうすればいいのか。必要なのはS/N比を高めることです。

十分に高いS/N比が実現できれば、人間と知識の関係は、大きく変わっていくのではないか。すでにネットは人間の「外部記憶装置」としての役割を果たしていますが(忘れたらググればいい!)、今後は「外部思考回路」としての役割を担う可能性が出てくるのではないか。その結果人類は、新しい進化の段階に入っていくのではないか。

ちょっと荒唐無稽かもしれませんが、そんなことを考えています。問題はこれを、どのような手法で実現するかなのです。
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